不幸にして交通事故に巻き込まれてしまった方。事故車のレッテルを貼られてしまったらその自動車自体が嫌になってしまった経験ありませんか?このお話は、事故車にまつわる矛盾のパターンです。一体、誰が悪いのだろうという事例です。
【信号待ちで…】
先日、Mさんが信号待ちをしていた時のことでした。仕事帰りだった彼が現場の信号にひっかかったのが夜の9時をまわっていました。疲れもあった彼が車内で大きく伸びをしたとき、後部より強い衝撃を受けました。ちょうど、後ろの自動車も仕事帰りの途中で疲れのたまっていたドライバーだったそうです。
すぐに警察を呼んで救急車の手配を受け、病院へ行ったそうです。幸い、怪我自体はさほど酷い状況ではなかったようでした。さすがに暫くは会社を休業していましたがやがて無事に復職しました。
【ぶつけられた者が損をする現実】
さて、復職前にしなければならないのが自動車の修理です。彼が自動車の修理の見積もりを取ったところ40万円という金額がはじき出されてきました。ですが相手側保険会社は30万円しか支払えないと通達してきたのです。これは一体どういうことなのでしょうか。
実はこういうことなのです。彼が乗っていた自動車の価値というのがありますが、これは購入したと同時にどんどん下がっていきます。事故の時点で彼の自動車の価値が30万円だったために保険会社はこの金額を言ってきたのでした。ですが、彼としては納得いくわけがありません。彼も色々調べてみたのですが結局はこの通りにするしかなく、示談金を受け取って示談をしたのでした。
【事故は絶対に防がなくては】
何故この通りなのでしょう。つまりは30万円という自動車のその時点での価値が経済的全損に匹敵してしまったからなのです。経済的全損とは修理は出来るが修理費用が車価を上回ってしまった場合ということなのです。
正直なところ、個人的意見なのですが日本の法律は被害者よりも加害者を守っているのが実態です。この事故にしても私の友人はなんの落ち度もなかったのです。ですが、加害者側の損失を抑えるため、このような決まりになっているのが現状です。
交通事故は、起こしても起こされてもどちらも不幸になってしまいます。何一ついいことはありません。日ごろから、事故を起こさないよう、全てのドライバー、一人一人が注意しながら運転を心がけて安全な交通事情を作り上げることこそ一番大切なことなのです。
|