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私が知ってるタチの悪い事故の話〜保険会社vs偽書類〜
ナデカタ:
住所氏名の次は「拇印も押してくれ」と言うそうです。それで翌日、保険会社がタクシー会社に連絡を取ると「いや、あの件はもう、そちらのお客様が全面的に悪いということで了解いただいてます。全部払っていただけると書類までありますから」と言うんです。
かといって、お客さんに聞いたら「いや、そんな覚えはない」と言われますし。とりあえずタクシー会社に書類をFAXしてもらいました。すると、そこにはちゃんと「私が悪うございました。全面的に賠償します」と住所氏名つきで書いてあるんです。
その住所氏名、一体何かといったら、事故現場でドライバーが相手に書かせたものです。あとでコピーをとったんでしょう。
二階堂:
それはひどいな。
ナデカタ:
こっちはすぐにピンときたので「わかりました。ちょっとコピーではなくて現物をいただけますか」といって、現物を取り寄せ、鑑定人に見てもらいました。
某メーカーの機械を使って作成したもので、トナーの盛り上がり具合から偽造だと判明しました。「ほらウソだろう、逆に訴えるぞ」と言って脅かしました。こんなことも過去にはありましたね。
二階堂:
言い切ってよかったですね。
ナデカタ:
ええ。
轟:
私が以前、運転をする仕事をしていた時、「タクシー会社は、けっこう手ごわいぞ」と聞いていたのを思い出しました。やっぱりこういうことがあるからですか?
ナデカタ:
それもあるでしょうね。でも対策も十分にあります。まず、結論からいうとですね… 。
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