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私が知ってるタチの悪い事故の話〜損保会社のプロ集団〜 ナデカタ:
大手損保会社の保険に入っていれば大丈夫です。大手損保会社というのは東京海上、損保ジャパン、三井住友の3つですかね。タチの悪い会社専用の部を持っているんですよ。
轟:
大手損保会社が持っている専用の部隊?
ナデカタ:
大手損保会社は、交通事故をA事案、B事案、C事案の3つのパターンに分けるんですね。
A事案というのは、お金さえ払ってあげれば、丸くおさまるまるというのが初めからわかっているもの。これは女性職員が対応します。
それからB事案というのは、相手がケガしてぐずぐず言う、泣いているということで、ひたすら謝らなきゃいけないというものです。相手の感情を大事にしなきゃいけないというのは、ベテランの男性職員が担当します。
それからC事案というのは特殊案件を担当します。先程のタクシー会社のように、よからぬ人がからむものです。私どもの会社でいうと、最強スタッフともいえる警察防犯係OBが担当します。
二階堂:
危ないことに関わってきた本当のプロじゃないですか!
ナデカタ:
はい。実際現場で「人を制圧する」とか、「人に命令する」っていうことを職業としていた人、あるいは組織に対して「この組織を黙らせるにはこの人に話したらいい」など、扱い方を知っている人間ですね。
二階堂:
うーん、そこまで知っている方がいると心強いですね。
ナデカタ:
大手損害保険会社はそういう人間を必ず一定数、常時雇用しています。だいたいその分野に携わってきた専門のOBにお願いしています。被害者の中には必要以上に保険金を要求する人もいますから。例えば…
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